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TECHNOLOGY INTRODUCTION 技術紹介

成形技術

異種材と一体成形技術

シャフトやプレス部品と一体成形イメージ

2色一体成形イメージ

射出成形の磁場配向技術

内径極異方

外径極異方

アキシャル配向

ラジアル配向

最適な「条件」を求めて

生命線である金型をせっかく自社で作れても、実際の製品をきっちり仕上げなくては意味がありません。
金型に素材を射出し、冷却して成形していくというプロセスを淀みなく正確に繰り返すことが非常に重要です。そのためにカギになるのは「成形条件」のはじき出し。弊社製品として最大の特徴である特殊素材は、成形時の素材温度や金型温度などの幅が狭く、扱いづらいものが多いのです。

しかし長年にわたる経験の蓄積と共有により、無数にある成形条件の中からベストな1つを速やかに見つけ出すことができます。例えば製品の1つや2つなら誰が機械を触ってもつくれますが、これを24時間稼働の工場で不具合をできるだけ出さずに高精度な製品を生み出し続ける――というミッションの実現には、やはり「条件出し」の技術が必要。プラスアルファとして、いかに機械を途中で止めずに効率良く回せるかという部分も追求します。

細かなことは経験豊富な人間の勘どころに頼る場合もありますが、それらも先輩から若手へと伝えています。さらに現在は成形機をネットワークで繋いでデータを蓄積しているため、主観的な「経験」だけでなく客観的な「数字」もエビデンスにしながら最適な条件を求めていきます。

実際に「ものづくり」をする現場なので、部署の規模は弊社の中でも最大の約20人。3交代制で製品をつくり続けており、個人のスキルだけでなくチームワークも重要になってきます。

射出成形についてより詳しく知りたい方はこちら