2025年11月19日(水)〜22日(土)にタイにて開催されました【METALEX2025】では、弊社のブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。

今回の出展は、「ASEANに拠点や取引先を持ち、ASEANでのビジネス機会をうかがう潜在顧客を対象に、プラスチックマグネットの利点・用途、および当社が提供できるソリューションをアピールする」ことを主な目的として出展いたしました。

1. 📢 展示会の選定と概要

ASEAN最大の総合展示会であり、出展社数、来場者数、および幅広い業種を網羅しており、当社の出展目的（市場調査・新規開拓）に適した規模と内容でした。

2. 🤝 新規顧客開拓の成果

最小ブースによる影響と戦略的アプローチ

【ブース来場者】　14社に留まり、最小特設ブース（6㎡）での出展が影響し、伸び悩みました。

【訪問活動】　事前に期待値の高い出展企業約60社を選定。現地で得た情報も踏まえ、各ブースを訪問しました。

【コンタクト実績】56社64名様とコンタクトでき、そのうち継続的に商談をして頂けそうなお客様を14社獲得できました。

総合展示会において、部品メーカーとして出展効果を最大化するためには、事前の綿密なリサーチと、現地でのターゲットブース訪問による能動的な営業活動が極めて重要であることを再認識しました。

各ブース訪問時には、当社製品の具体的なアピールに加えて、各社・各業種が抱える調達面の課題について深く掘り下げることができました。

3. 🔍 調達目線での市場調査

タイは各国が進出しているASEAN有数の工業国であり、調査の結果、調達面で大きな問題は見られませんでした。
ただし、現地では人件費や物価の上昇が継続しており、調達計画においては円安（バーツ高）を勘案した予算取りが必要となる状況を確認しました。
今後の市場開拓に向けた基礎情報を得ることができました。

4. 🚀 今後の展望と活動方針

・【アプローチの多様化】

総合展にはOEM（相手先ブランド名製造）企業への出展も多いため、今後はOEM企業へのアピールも重要なアプローチの一つとして試みます。

・【海外出展の継続】

ASEANやEU企業の動向を掴み、潜在顧客を開拓するという目的達成において、海外展示会への出展は有効な手段であることが確認されました。今後も海外展示会への出展は継続しますが、今回の反省点および改善策を踏まえ、出展する展示会の種類や規模について精査を行います。

・【継続的な市場探索とアピール】

今回コンタクトできた企業様との対話を継続し、潜在顧客の動向や市場情報を収集します。同時に、当社製品にどのような利点や用途があるかを模索し、アピール活動を継続してまいります。

✅　総合評価

今回の展示会出展は、最小限のコストながら戦略的なアプローチによって、一定の新規お客様獲得と市場情報収集という面で効果を得ることができました。

当社は、グローバル市場におけるプラスチックマグネットの可能性を追求し、お客様のニーズに応えるべく、今後も今回得られた知見と反省を活かし、国内外の様々な展示会へ積極的に出展してまいります。
引き続き、皆様のご期待に応えられるよう邁進してまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。