IATF16949の取得に向けての2023年の取り組みをまとめました！
引き続き取得に向けて取り組んでまいります。

本年の取り組みで良かった点

1. 今まではコンサルと事務局のみの局部的（小規模）な活動であったが概ねの規定類が整備され次には全社へ展開する段階に至った。
2. 各部門（プロセス）代表のコアメンバーが作られた。

• ATF対応の詳細の手順の構築や実施の徹底、品質マネジメントシステムに関する重要事項に関しこれらのメンバーで情報共有できるようになった。
• 今後予想される新規顧客又は新規の製品に関して立上げの活動又は顧客要求に基づく監査への中心的な対応者となることができる。
• 要求事項に対して当社の現状がどれくらいギャップがあるか理解を得てギャップを埋めるためのシステムの構築並びに実施の徹底を進める体制ができた。

今後の課題

1. 各プロセスの中心的なメンバーのIATF要求事項に対する理解と意識に不足している点がある。
2. 各プロセスの詳細の手順に欠落している箇所がある。
3. システム運用についてやりやすさ、わかりやすさに不足があるためシステムの徹底や浸透の障害になっている。
4. システム手順の視える化が進むことが望ましい。
5. 内部監査員の妥当な内部監査能力を有した監査員が十分育成されていない。

2024年度の目標

1. 各プロセスの欠落している詳細手順を明らかにし優先順位の高いものから手順書又は規定を作成する。
2. コアメンバーのＩＡＴＦ規格の理解を深める。
3. ＩＡＴＦ対応の新規に作成された規定や手順書を導入し徹底する。
4. コアメンバーを中心として各プロセスの要員にＱＭＳの理解を高める。
5. コアメンバーが中心となり次回6月の内部監査を実施する。